Muddog アプリ別VPN
ブラウザーなど特定のアプリだけを別の国経由で接続するには、ここから起動したアプリ だけにVPNを使用 を選択します。Muddogから新たに起動したアプリとその子プロセスに VPNが適用され、他のアプリは通常のインターネット回線を使用します。
利用条件
この機能は LinuxとWindows用Muddog 2 で利用できます。 macOSでは、インターネット全体またはIP・アドレス範囲別のVPNを使用してください。
| OS | 利用条件 |
|---|---|
| Linux | systemdユーザーセッション、cgroup v2、nftablesが必要です。nftablesは依存パッケージとしてインストールされます。Snap・Flatpakアプリには対応していません。 |
| Windows | インストール済みアプリの一覧、または .exe ファイルから起動するプログラムを選択します。必要なWinDivertコンポーネントはMSIに含まれています。アプリは現在のユーザーの権限で起動します。 |
別の起動サービスに処理を引き渡すアプリ、すでに実行中の別の インスタンスを再利用するアプリには対応していません。同じ名前のアプリでも、 インストール方法によって利用できるかどうかが異なる場合があります。
VPNでアプリを起動する
- 設定 → VPNの適用範囲 で ここから起動したアプリだけにVPNを使用 を選択します。
- 変更を保存 を押します。
- 接続 画面で国を選び、VPNに接続 を押します。 別の適用範囲で接続していた場合は、先に切断してから再度接続します。
- 接続済み と表示されたら、VPNでアプリを起動 の領域で インストール済みアプリを選択 を 使い、起動するアプリを選びます。一覧にない場合は 実行ファイルを探す を使用します。
- 必要に応じて 起動引数(任意) を展開し、引数を入力します。
- VPNで起動 を押します。
複数のアプリを順番に選択して起動できます。新しくインストールしたアプリが一覧に
表示されない場合は、アプリ起動領域の 一覧を更新 を押してください。
Windowsで 実行ファイルを探す を使うときは、プログラムの .exe ファイルを選択します。
起動引数に空白が含まれる場合は、引用符で囲んでください。この欄は、選択した実行 ファイルに渡す引数を入力するためのもので、シェルコマンドやパイプを実行するものではありません。
ブラウザーを使う場合
すでに起動しているブラウザーは、完全に終了してからMuddogで起動し直してください。 新しいウィンドウを開く要求が既存のブラウザープロセスに渡されると、通常の回線を 使い続けることがあります。ウィンドウを閉じてもバックグラウンドプロセスが残る アプリでは、そのプロセスも終了する必要があります。
Muddogから新たに起動したブラウザーで パブリックIP確認ページを開き、IPv4アドレスを確認します。 通常のアプリメニューから起動した別のブラウザーは、VPNの適用対象ではありません。
ウィンドウを閉じる、切断、再接続
| 操作 | 結果 |
|---|---|
| Muddogのウィンドウを閉じる | VPNと起動したプログラムは、どちらも動作を続けます。 |
| VPNを切断する | VPNの適用は終了しますが、起動したプログラムは終了しません。 |
| Linuxでアプリ別モードに再接続する | 同じユーザーがMuddogから起動していたアプリも、再び適用対象になります。既存の通信が新しい経路に切り替わる保証はないため、必要なアプリを起動し直してください。 |
| Windowsでアプリ別モードに再接続する | 適用するプログラムを完全に終了してから、Muddogで起動し直す必要があります。 |
VPNが切れたときに、アプリのインターネット接続を遮断する機能はありません。
DNSとIPv6の扱い
システムのDNSサービスがアプリに代わって送信するDNSリクエストとローカルネットワーク通信は、 通常の回線を使用することがあります。
- Linux:IPv6トラフィックは通常の回線を使用します。
- Windows:アプリ別VPNの接続中は、選択したアプリのIPv4のインターネットTCP/UDP通信を VPN経由で送り、IPv6通信は遮断します。システムDNSとローカルネットワークは 通常の回線を使用します。選択したアプリと他のアプリが同じUDPポートを共有し、 どのアプリのパケットか判別できない場合は、そのパケットを遮断します。
起動ボタンが無効になっている場合や、アプリがVPNを使用しない場合は、 アプリ別VPNのトラブルシューティングを確認してください。